29日開幕する米男子ゴルフのフェデックス·カップ·プレーオフ第2戦、ドイツ銀行選手権(米マサチューセッツ州ノートン、TPCボストン)を控え、石川遼(22=CASIO)は27日、体調不良で練習を早めに切り上げた。朝から熱が高めだったといい、午前9時ごろにコース入りしたが、ラウンドはせず練習場で調整。
「疲れが抜けていないですね。結構フラフラな感じ」といい、「ボールも飛んでいないし、切れがない状態で練習しても状態がどんどん悪くなってしまう」とショットとパットを合わせて練習は3時間ほど。「初日までには大丈夫です」と話しコースを後にした。一方、松山英樹(22=LEXUS)は18ホールを回って本番に備えた。グリーンについて「硬いのに転がらなくて不思議な感じ」と警戒しながらも、「きょうでだいぶ、つかめたと思う」と好感触を得た様子だった。(
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谷原ら喪章着けプレー 広島土砂災害の犠牲者を悼む
今月20日に起きた広島土砂災害の犠牲者を悼み、谷原(尾道市出身)、河井(広島市出身)、東広島市で研修生生活を送った竹谷ら広島県ゆかりの選手が黒いリボンを着けてプレーした。
谷原は「亡くなられている方も多くまだ落ち着かないだろうが、ゴルフ界が少しでも手助けできたら」と4バーディー、2ボギーの70で回り、自らのプレーでエールを送った。竹谷も「サッカーのサンフレッチェ、野球のカープもやっている。自分たちも当分の間、リボンを着けて試合をしたい」と初日71で踏ん張った。(
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